サステナビリティ

水処理技術と
環境保全

「水から地球環境を創造する」
製品・技術による環境問題への貢献

水処理に多く使われる分離膜のメーカーとして、私たちの製品は浄水場や排水処理で多く使われています。自然の恵みである水を処理して飲み水の安定供給を実現し、活用した後に排出される汚れた水を排水処理して自然に戻すことで、直接的に水資源の循環を支えています。

除菌技術と
社会の安全

「水から社会の安全を支える」
製品・技術による医療への貢献

私たちの製品は水の除菌を通じて医療でも活躍しています。製薬に使われる水の除菌に使われたり、医療現場の病院やクリニックにおいて、透析治療に必要な水をつくるなど、膜技術によって社会の安全と人々の健康を支えています。患者の生活リズムと密接に関わる透析治療においては、ただ水を除菌処理するだけでなく、その安定的な稼働を実現するため、遠隔監視システムを採用した製品づくりなど様々な進化を遂げています。

新たな
分離膜活用
で効率UP

「分離膜で持続可能な社会に」
新たな用途を探求し最前線に貢献する

ダイセン・メンブレン・システムズの分離膜製品は、その特性を活かしてさまざまな成分の分離・精製・濃縮のシステムとして用いられ、エネルギー効率のよい生産処理や資源回収方法としても注目されています。さらに、膜処理水を用いた節電システムのご提案など、分離膜の可能性を広げ、持続可能な社会に貢献しています。

製品素材
から
環境に優しく

環境負荷の少ない酢酸セルロース製分離膜

生分解性プラスチックの1種である㈱ダイセルの酢酸セルロースを分離膜素材に用いた、環境負荷の少ない分離膜製品をラインナップしています。
酢酸セルロースは、非可食性植物由来の「セルロース(植物繊維)」と天然にも存在する「酢酸」を原料として製造される半天然高分子です。高い生分解性を持ち、環境と人体に優しい素材です。㈱ダイセルは計画的に管理栽培された木や綿花などの植物を原料に使用し、天然資源の有効活用に努めています。

酢酸セルロースについてくわしくみる

ダイセルグループの一員として
循環型社会の実現に取り組んでいます

ダイセン・メンブレン・システムズはダイセルグループのサステナブル経営方針に基づいて企業活動を行っています。また㈱ダイセルと生産拠点を共有し、環境負荷の少ない生産体制の実現に取り組んでいます。
ダイセルグループでは社員一人ひとりの多様性を掛け合わせ、製品、製造プロセス、そして働く人のサステナビリティを実現します。そして、志をともにするパートナーへと価値共創の輪を広げ、循環型社会の構築に貢献していきます。

ダイセルグループのサステナビリティについて
くわしくみる

SDGsの取り組み

持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは、2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。
17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。

SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS

当社製品とSDGsの関わり

当社は分離膜モジュールの製造・販売やシステム開発を通して、様々な分野へ最適な水処理ソリューションをご提供しています。環境対策や水の清浄化を通じて特にかかわりの深いターゲットをご紹介します。