モジュール製品の選び方

選び方ポイント

- 1 -

分画分子量

分離膜が分離できる物質は、膜の孔径サイズで異なります。
分離膜ごとにメーカー公称の分画分子量が設定されているので、対象物質に応じて膜製品を選びます。

選び方ポイント

- 2 -

モジュールの形状

分離膜モジュールが処理できる液体はモジュールの形状で異なります。
モジュール内の構造によって流路や耐性などの違いがあり、それぞれの液性に応じて処理に向いている分離膜モジュールを選びます。

  • *グラフはモジュール形状による特性の傾向を簡易的に表現しており、個別の製品仕様とは異なります。

分離膜モジュールの選び方まとめ

項目 中空糸型モジュール チューブラー型モジュール スパイラル型モジュール
紹介ページへ

中空糸型膜モジュール
を詳しく見る

チューブラー型膜モジュール
を詳しく見る

スパイラル型モジュール
を詳しく見る

適応液質 低~中粘度・低~中濁度
酸性~アルカリ性
高粘度・高濁度
酸性~弱アルカリ性
低粘度・低濁度
酸性~弱アルカリ性
分画分子量
(UF領域)
10,000~500,000 20,000~100,000
NaCl除去率
(NF/RO領域)
70~90% 85~99%
よくある用途 食品・化学分野における精製濃縮
浄水分野における除菌除濁
製薬用水製造におけるパイロジェン除去
活性汚泥水の固液分離
含油排水の減容化
食品・化学分野における濃縮
人工透析分野における純水製造
海水淡水化
機能性食品分野における精製濃縮