透析用水作製装置の選び方

世代別でみる透析用水作製装置

人工透析の進歩とともに進化を遂げてきた透析用水作製装置は、清浄化処理の機器構成によって、市場内では「第1世代・第2世代・第3世代」と分けて呼ばれています。導入のしやすさ・持続可能性・患者のQOL向上など、それぞれに特長があり、病院ごとに合った機器を選ぶことが重要です。

世代 第1世代 第2世代 第3世代
当社該当型式 FC-REシステム
FC-RDシステム
NF-REシステム NF-RDシステム NH-RDシステム
清浄化の方法 軟水器+RO膜 NF膜+RO膜 軟水器+NF(RO)膜+RO膜
特長 最もシンプルな機器構成で原水を清浄化します。安価に透析用水グレードを実現でき、透析処置の環境を整えます。 軟水器の代わりにNF膜を搭載し、2段の分離膜モジュールで清浄化します。軟水器に必要な塩の補充管理が必要ありません。 高度に清浄化された透析用水をつくるハイグレードな機器です。軟水器で後段の分離膜モジュールを長寿命化します。

床数・オプション機能から
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透析用水作製装置に求められるのは水の清浄化だけにとどまりません。ランニングコストの低減や、環境負荷低減、リスク管理など、ニーズに合わせて付帯できるオプションを選択し、適した製品を探しましょう。