Solution
節電・CO2削減
省エネ・節電の効果でCO2削減に貢献
分離膜を利用した省エネ・電力削減は
施設の電力消費を抑えることで、実質的に発電時のCO2発生量を抑制します
節電で企業のCO2削減・環境負荷低減に貢献します
企業にとって重要課題となった節電・CO2削減
環境意識の高まりによって企業の社会的責任は重要性を増しています。なかでもエネルギーの多くを輸入に依存している日本において、省エネルギー化は重要視され、節電によってコストを抑えることが企業の競争力向上につながります。また使用電力を削減することは、発電時に発生するCO2排出量を実質的に削減することに繋がります。日本政府は2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする目標を掲げており、環境意識の高い消費者が増加する中、エコフレンドリーな取り組みは企業のブランド価値を向上させる要素ともなっています。
私たちは分離膜を活用することでこうした環境負荷低減の一助になると考え、様々な製品を通じて節電・CO2削減に取り組んでいます。

PRODUCTS

室外機の消費電力を低減
E mizu Shower System
膜処理した水で室外機に散水することで、熱交換効率を高めて消費電力を低減します。とくに夏に電力デマンドがピークとなっている施設は、電気基本料金の低減も期待でき、施設全体の節電・コストダウンに貢献します。削減効果はお客様ごとに試算が可能ですのでお問い合わせください。
散水で周辺温度を下げ 室外機の負荷を低減
温暖化が進むなか、屋上に設置されることが多い室外機は非常に高温になりやすく、冷却に大きな電気的負荷がかかります。散水することで打ち水効果によって周辺温度を下げ、室外機の熱交換効率を向上する仕組みです。

空調室外機 散水イメージ
【効果事例】 食品加工場様の効果例
空調・冷凍・冷蔵の各室外機に導入いただき、高い削減効果を発揮しています。
室外機の散水効果測定結果
- *散水前と比較して効果測定時は導入先工場の生産量が110%に増加した状態
- *2017年度沖縄電力CO2排出係数0.772kg - CO2/kWhにて算出
工場全体の電カデマンドグラフ
- *室外機以外の電力も含んだ工場全体のデマンド推移

相変化を伴わない膜法で
持続可能なプロセスに
分離膜はポンプの稼働のみで処理ができ、相変化を必要としません。濃縮・分離のプロセスにおいて、従来の蒸発法に比べて省エネルギーなプロセスを実現します。
また蒸発法の前処理として分離膜で濃縮することで、蒸発時間を短縮する効果も期待できます。効果は対象の液によって異なりますが、評価試験によってメリットをご確認いただくことが可能です。
●蒸発法
加熱+冷却+ファン/ポンプ動力が必要
蒸発法は成分の沸点の違いを利用し、加熱によって気化するものと気化しないものを分離する仕組み。
●分離膜発法
基本的にポンプ動力のみ
分離膜は膜の孔よりも小さい物質を通すろ過の仕組み。送水ポンプの供給圧だけで処理します。

透析用水作製装置の排熱を
回収・再利用することで
病院の省エネ・CO2削減に貢献しています
分離膜はポンプの稼働のみで処理ができ、相変化を必要としません。濃縮・分離のプロセスにおいて、従来の蒸発法に比べて省エネルギーなプロセスを実現します。
また蒸発法の前処理として分離膜で濃縮することで、蒸発時間を短縮する効果も期待できます。効果は対象の液によって異なりますが、評価試験によってメリットをご確認いただくことが可能です。
当社の強み
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01
効果の試算が可能です
いずれも効果が見込めるかをしっかりご検討いただいた上でご判断いただきます。
■E mizu Shower System
導入によってコスト削減を実現できるか、お客様の室外機の状況や電力使用状況をお伺いして効果を試算いたします。膜孔径のバラツキが小さく、膜の分離性能が高い
■ 膜モジュール
対象液によって効果が異なるため、分離膜を用いた場合の処理効率を評価試験によって確認することができます。試験結果を踏まえて処理フローのご提案も可能です。
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02
膜モジュールメーカーだからできる装置製品
- 膜処理を知り尽くした膜メーカーだから、省エネに貢献できる処理装置を作成します