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2026.08.04

RO膜を用いた室外機散水装置Emizu(R)のハイブリッドシステムを水環境学会シンポジウムで発表

RO膜を用いた室外機散水装置Emizu(R)のハイブリッドシステムを水環境学会で発表

夏季は空調室外機へのRO水散水、冬季は加湿空調用補給水として活用し、省エネ・保守負担低減に貢献

ダイセン・メンブレン・システムズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 安原 正義)は、2026年9月16日(水)~17日(木)に開催される第29回日本水環境学会シンポジウムに参加し、RO膜を用いた空調室外機散水システム「E mizu Shower®」および、同システムを加湿空調用補給水としても活用するハイブリッド運用について発表します。

近年、地球温暖化の進行や電力料金の上昇を背景に、空調設備の省エネルギー化およびCO₂排出量削減の重要性が高まっています。空調機では、特に夏季の高温環境下において室外機の放熱効率が低下し、コンプレッサー消費電力の増加につながることが課題となっています。

当社の「E mizu Shower®」は、RO水を空調室外機のアルミフィンへ散水するシステムです。RO水を散水することで、フィン表面温度および吸気温度を低下させ、放熱効率の向上とコンプレッサー消費電力の低減を図ります 。また、水道水を直接散水した場合に懸念されるスケール付着や腐食の課題に対して、RO膜処理により原水中のスケール成分を除去した処理水を使用することで、アルミフィンへのスケール付着抑制に貢献します。

さらに今回紹介するハイブリッドシステムでは、夏季は室外機散水、冬季から春季は加湿空調設備への補給水供給へと用途を切り替えることで、年間を通じた装置の有効活用を可能にします。加湿空調設備では、スケール成分による効率低下、洗浄時の設備損傷、次亜塩素による侵食、室内機からの白粉飛散などが課題となりますが、RO水供給によりこれらの課題解決が期待されます 。

実証評価では、RO膜処理により原水の電気伝導度が15.2 mS/mから0.8 mS/mへ低減し、硬度成分も41 mg/L、CaCO₃換算、から検出限界未満となるなど、スケール生成の主要因となる成分が大幅に除去されました。また、加湿設備においても白粉飛散の抑制が確認されています。

当社は本発表を通じて、空調設備の省エネルギー化、CO₂排出量削減、メンテナンス負担低減に貢献する独自のソリューション提案により、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを推進してまいります。

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シンポジウム情報

- 第29回日本水環境学会シンポジウム  
- 会期:2026年9月16日(水)~17日(木)
- 会場:県立広島大学 広島キャンパス
- 当社発表は、9月16日(水)となります。
- **発表内容**:  
  - RO膜を用いた空調室外機散水システム「E mizu Shower®」  
  - 室外機散水と加湿空調用補給水を組み合わせたハイブリッド運用  
  - RO水によるスケール・白粉対策  
  - 空調設備の省エネルギー化および保守負担低減に関する提案  

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「E mizu Shower®」について

「E mizu Shower®」は、RO膜によりスケール成分を除去したRO水を空調室外機に散水することで、室外機の放熱効率を向上させるシステムです。散水によりアルミフィン表面温度と吸気温度を低下させ、空調機コンプレッサーの消費電力低減を目指します [1]。  
また、RO水を用いることで、水道水散水時に発生し得る炭酸塩・ケイ酸塩などの難溶性スケール付着や、次亜塩素酸によるアルミフィン侵食の抑制に貢献します 。同システムは350台以上の納入実績があります。

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ハイブリッド運用の特長

本システムは、プレフィルター、活性炭フィルター、高圧ポンプ、RO膜モジュール、紫外線殺菌装置、貯水タンクなどで構成されます 。
夏季はRO水を室外機へ散水し、冬季から春季は加湿空調設備への補給水として供給ラインを切り替えることで、季節に応じた運用が可能です。

これにより、以下の効果が期待されます。

1. **空調室外機の放熱効率向上**  
   RO水散水によりアルミフィン表面温度・吸気温度を低下させ、コンプレッサー消費電力の低減を図ります。

2. **スケール付着の抑制**  
   RO膜処理により硬度成分やシリカ等を低減し、室外機や加湿設備へのスケール付着を抑制します。

3. **加湿空調設備の保守負担低減**  
   スケール、腐食、白粉飛散などの課題を抑制し、設備性能の維持とメンテナンス負担の軽減に貢献します。

4. **年間を通じた設備利用率向上**  
   夏季の室外機散水用途に加え、冬季の加湿給水用途にも活用することで、RO水製造装置を有効活用できます。

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