導入事例
病院・医療機関
透析治療回数に比例する水道・ガス料金を大幅削減
- 業界
- 病院・医療機関業界
- 導入エリア
- 群馬県
- 導入時期
- 2018年8月
- 導入製品
- FC-RE26FSRS
透析クリニックにおけるコスト削減と環境負荷の軽減を透析用水作製装置(RO装置)で実現した事例をご紹介します。提案を通じて、弊社のサービス体制や対応品質も高くご評価いただき、当社としても非常に有意義な導入ご支援となりました。
導入の背景
治療回数が多い透析クリニックのお悩み
群馬県内にある本事例のお客様は、入院病床19床に対して透析室のベッド数を50床以上も備え、透析治療に力を入れているクリニックです。
透析治療に必要な透析用水作製装置(RO装置)の更新をご検討されており、複数メーカーの製品を比較されていました。
透析治療には膨大な水を使用するため、実施する治療回数が多いほど大量の水や熱エネルギーを消費します。
クリニック運営においても大きな負担となっており、今回のRO装置更新では、何とか水道光熱費の削減をしたいとお考えでした。
弊社のご提案
捨てる水を減らすRUシステム
水道代の削減を主軸にしたご提案として、オプション機能「RUシステム」を搭載した装置(FC-RE26FSRS)をご紹介しました。
RUシステムは、通常はRO膜処理の際に排水してしまう濃縮水を、清浄化して再利用する機能です。
RUシステムがあれば、採水した水道水を無駄にせず最大限使うことができ、水道使用量を抑えることが可能になります。
処理済みの水を再利用することでガス代削減メリットも
従来排水されていた濃縮水を回収して再利用する仕組みにより、冷たい水道水の使用量が大幅に削減されます。
再利用される濃縮水は、既に一度ヒーターで加温された水のため、再利用で水道水と合わせた際に、ある程度の昇温が見込めます。
新たに水道水のみを使用する場合と比べて、加温に必要なヒーターの稼働が抑えられ、ガスの消費量も削減にも繋がります。
水道代の削減と合わせて二重の効果が得られるご提案です。
導入後のコストカット効果
実際に導入後は、年間でおよそ60万円の水道料金、さらに約36万円のガス料金が削減され、施設運営コストの大幅な見直しが実現しました。
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ユーザー様の声
お客様からは、水道料金とガス料金合わせて年間約96万円の削減が実現でき、大変お喜びいただきました。
また「営業・メンテナンス・設計部隊の距離が近く、コミュニケーションも密で、ユーザーの声をきちんと拾い上げていただき大変満足しています。」と弊社の営業対応についても、ご評価いただきました。